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448 名前:なごみ[sage] 投稿日:2008/05/21(水) 00:07:37 ID:xd6dO90W0 我が家には、開かずの間ならぬ「開かずのジャム」があった。 庭で苺が豊作だった時に母が作った手作りのジャムなのだが、 保存性を高めるために、熱々なのを瓶の口いっぱいまで詰め込んで蓋をしたものだから がっちがちに蓋が閉じてしまい、誰も開けられないままに冷蔵庫の隅に忘れられ、数年の時を経た。 そして今朝のこと、我が家の朝食はパンだった。 父はこってりとジャムを塗るのが好きなのだが(体型もメタボ寸前)、生憎と買い置きのジャムは切らしていた。 諦めきれなかったらしい父が冷蔵庫を探っていたところ、「開かずのジャム」がころりと出てきたらしい。 父はこってりとジャムを塗るために、数年ぶりにジャムに戦いを挑んだ。 温めたり軽く叩いたり、あの手この手を試して数分後、 ブチンという音と、カポンという音が同時に聞こえた。 父の手元を見ると、何とジャムが開いていた。 そして、同時に父のズボンのボタンが弾け飛んでいた……。 それ見て大爆笑する母と、恥ずかしそうに笑う父。 数年越しのジャムは味も劣化することなく、父は満面の笑みでジャムこってりのパンを食べていた。 その夜、母は父のズボンにボタンを付け直しながら、ダイエットさせることを決意したそうである。 |
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