(・ω・)ノ ヘッドライン
|
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/gline/1199411631/
468 水先案名無い人 :2007/08/22(水) 22:09:37 ID:cna0ycFxO 20歳を迎えたその日、姉が雰囲気の良いショットバーに連れて行ってくれた。 初めてのバーに圧倒されている俺を見て、姉は「緊張してんの?なんか子供の頃のアンタみたい」と ニヤけた顔をしながら大好きなコロナビールをあおっていた。 俺と姉は結構仲が良く、ファッションや音楽も大体同じ感覚で、 たまに姉と買い物に出掛けたが途中で飽きる事が無かった。 友人たちから、お前らマジで姉弟関係なのかと問われる事があるくらい 仲が良かったんだなって思う。 俺も姉もいいカンジに酔ってきた時、いつもの顔ではない姉がそこにいた。 「本当、アンタとこんな風に飲めるなんて思わなかったわよ。 あの時、アンタが死んでたらアタシも死んでたかも…。 何時だってアンタは…アンタはアタシの弟なんだよ…。アタシ、アンタの姉で良かったよ」 そう言って姉はポロポロと涙を溢した。 俺は小学校の時に、交通事故に遭って生死をさ迷った。 姉と二人で登校していたのだが、信号無視の車が俺に突っ込んだのだ。 親から聞いたのだが、その時に姉は俺を轢いた加害者に掴みかかり 「弟が死んだらアタシも死んで化けて出てやるんだから」と言ったらしい。 「ねぇねぇアンタ彼女にフラレたらしいじゃん。寂しいならアタシが構ってアゲルよ〜」 「姉ちゃん酔いすぎだヴォケ!」 色目使って脇腹をつつく姉に、俺はこの人が姉で本当に良かったと思った。 元気で優しくて、時折ケンカもして、だけど辛い時はいつも相談に乗ってくれて、 そのあと俺の大好きなポテトサラダを作ってくれた姉。 そんな姉が、去年他界した。 病気で辛かったはずなのに、俺や親に黙ってて気付いたら手遅れだった。 鈴虫の鳴く声が響く静かな夜、最期に姉はこう言った。 「あの時にアタシはアンタに命を分けた気がするよ。だから、 アンタはアタシの分までしっかり生きるんだよ。それと――――」 俺は姉が大好きだったんだなって思う。マジで半分くらいシスコンだった気がする。 でも姉ちゃん、俺はねマジでアンタが実姉で本当に良かったと思うよ。 |
ココをクリックすると↓↓↓を開閉できますよ(`・ω・´)
|
|
※スパム対策のため、httpはNGワードに設定しています。URLの記入はhttpのhを抜いて下さい。
|
|
>>最新の記事ランキングはこちらからドゾー(・ω・)っ旦 >>最新の記事ランキングはこちらからドゾー(・ω・)っ旦 |
